氷点下になるまでアガベは全部屋外で管理しています。
マイナス1℃の予報で、少しビビり、
マイナス2℃の予想が出たら、部屋に取り込みます。
が、
今年は実験をかねてマイナス2℃~3℃までアガベを「防寒無し」で
放置してみました。
耐寒温度を肌で感じるためです。
やっぱりダメージをくらいました。。。
雷神くんは、無傷。
チタノタfo-07くんは、2週間くらい経過したら顕著にダメージがあらわれました。。
ガーン。。。( ゚Д゚)ノ
もうスパルタはやめます。
プラス思考で良いダメージを与えたことにします。。。
これからは氷点下を区切りにアガベをいつもの冬の育て方で。。。
氷点下が続くならアガベは部屋に取り込む
氷点下が連続するなら部屋に取り込んだまま放置作戦です。
冬でも氷点下にならない日もありますが、
もう日向ぼっこをさせることもありません。
部屋に取り込んだままです。
それはなぜかというと、面倒だからです。
部屋に取り込まないといけない多肉植物は他にもありますし、
何より出し入れが面倒。
無駄に大きい鉢に植えている八荒雷神くんもいる。。。
※こちらもマイナス2℃~3℃のダメージが顕著に現れてきました。。
日向ぼっこの出し入れのときに、棘が無情にも刺さることもあります。
楽しく多肉植物と長い付き合いたいので、お互いを尊重しないといけません。
というラフな多肉ライフを続けるため。。。
もう、部屋に入れっぱです。
そのかわり部屋に取り込んだら水は与えません。
いちおう、窓ぎわに置いてますが光の量は足らないと思います。
東向きの65センチ四方の小さい窓です。
太陽が当たるのは数時間程度。
その管理方法で何を望むのかというと。。。
冬のアガベはプチ過酷な環境にして自然の摂理を待つ!
いくら冬でも部屋は屋外に比べたら暖かいです。
暖かいけど、成長のための水は与えない。
育ちたいけど、水がない。
そんな「プチ過酷な環境」にします。
その環境で生まれてくるのが、、
子株です!
冬は子株の発生を促すシーズン。
いや、子株が出てくるのを「祈る」シーズンです。
ふ、ふざけるな!
と、お思いになるかもしれません。
が、
過酷な環境に置けば子孫を残そうとするのが、
自然の摂理。
自然の摂理とは、ピンチになると子孫を残すという法則です。
多肉植物も胴切すると子株が生まれます。
ペットではない動物は子孫を残すために戦いをし、繁殖をして良い子孫だけを残す。
人間もピンチになってから初めて、
人間の性を知る。
と、いわれてます。
この自然の法則に期待して、アガベをただ部屋に放置するだけです。
光量は半日陰より少なく、水はゼロ。
でも、成長する温度はある。
子株を出すしかアガベには選択肢がありません。
水をあげないので、下葉は春になるまでに少し黄色くなりますが、
そんなにダメージがあるわけではありません。
少々のキズはむしろアガベにはピッタリです。
ピカピカに洗車された4WDより、荒野を走った泥だらけの4WD。
そんなワイルド感が似合うのがアガベです。
まぁ、乗っている車は軽自動車ですけど。。
ということで、今年もアガベは室内放置で
冬を楽にのりきります。
多肉植物と長く付き合うなら、
面倒と感じることをしていてはいけませよねー!
八荒雷神に子株が!→無駄に大きい鉢に植えた八荒雷神の子株がモリモリ生えてきています!